熱中症 今の子供はなりやすい?
暑いです。暑いです。暑いです。私は暑いのが嫌いです。苦手です。まだ5月なのになぜこんなに暑いんでしょう。
私が住んでいる群馬県前橋市の本日最高気温は33度。
暑いとやる気がなくなります。同時に子供の熱中症も気になってきます。
熱中症
熱中症とは、暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称である。本質的には、脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全で、表面的な症状として主なものは、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出なくなる)などがある。また、熱中症が原因で死亡する事もある。特にIII度の熱中症においては致死率は30%に至るという統計もあり、発症した場合は程度によらず適切な措置を取る必要があるとされている。また死亡しなかったとしても、特に重症例では脳機能障害や腎臓障害の後遺症を残す場合がある。
『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』
最終更新2017年4月8日 (土) 15:56 、URL: http://ja.wikipedia.org
Ⅲ度の熱中症とは深部体温上昇や脳機能障害による意識混濁、譫妄状態の様な重症の状態の事で致死率30%もあるんです。気付けないといけませんね。
特に今の子供は昔に比べ熱中症になりやすい体質になっています。
今の子供は熱中症になりやすい
昔に比べ今の子供が熱中症になりやすい理由は汗をかきにくい事にあります。汗をかく一番の理由は体温を一定に保つためで、汗の最も重要な役割といえます。
その汗は体にある「汗腺」から分泌されるわけですが、汗腺のすべてが働いているわけではなくおよそ半分程度しか活動していないようで、汗をかく汗腺を「能動汗腺」といいます。活動している「能動汗腺」が多ければ汗を多くかき、少なければ汗をかきにくいという事です。
実はこの「汗腺」には発達の過程があり、環境で決まります。寒い場所での生活で少なくなり、暑い場所では逆に多くなります。「能動汗腺」の発達は2歳半までで発達します。今の子供たちはどうでしょうか?空調が整った家で夏は涼しく過ごされている事でしょう。うちもそうでしたが、「暑そうだから」と、冷房を常時可動し、夏でも過ごしやすい環境にしていました。この様な環境下では「能動汗腺」の発達は悪くなります。そのため、今の子供は熱中症になりやすいわけです。
子供の熱中症対策
水分補給
汗をかく事で体内から水分、塩分が失われますので、やはりこまめな水分補給は大切です。昔は「水を飲み過ぎるとばてる」なんて言われてまして、私も夏の部活時にはあまり摂ってなかったと思います。これは現代では通用しない、意味のない事なのでしっかりと水分補給はさせましょう。
帽子をかぶる
帽子は直接頭部に日差しがあたらなくなるので大切ですが、かぶり続ければ当然熱がこもってしまうので注意が必要です。服も白色に近い方が熱を吸収しずらいですよね。
まとめ
予防、対策も大切ですが、やはり「強い身体」を作る事も大切ですよね。普段から遊びで暑さに慣れた強い身体を作る事、暑いからといって冷房の効いた家ばかりに要ると暑さに対応しにくい身体になってしまいます。
暑さが続いておりますがまだ5月、暑くなるのはこれからです。大切なお子様が熱中症にならない様に注意を払っていきたいですね。
最後までご覧になっていただきありがとうございます。