万引き未遂 危なかった息子の行動
これは親である私の不注意です。
今日の買い物で、清算をせずにアイスを持ち帰るところでした。
気付かず家に帰れば「万引き」です。
これは今後、本当に注意しなければいけないと感じた事と、どう息子に話し、理解させるかを考えさせられた出来事です。
万引き未遂
今日起こった事
保育園が終わり、息子と一緒にスーパーで食料品、ドラッグストアで雑貨を買い出しに向かったんです。
普段と何ら変わりません。
2件とも息子の事を憶えてくれるくらいよく利用している店舗です。
事はドラッグストアで起きました。
私はあまり利用しないお店に行く場合は迷子の恐れがあるため、息子から目を離す事はありません。
しかしよく利用している店舗なので私は買い物、息子は自分の欲しい物を探していました。
暫らくすると息子が「これ欲しいー」と持ってきたのが工具箱。
最近工具のおもちゃが好きなので、それらを入れる箱が欲しいのか、と思い「いいよ、持ってな」と息子に持たせておき、私は買い物を続けました。
途中、息子を探し「お菓子とアイスは?」と尋ねると「買うー」との事で私はお菓子類も買う事に。
清算しようとレジに行くと息子が戻ってきました。
このお店は品物を店員さんが袋に入れてくれます。清算を済ませ、1つ忘れた事に気付きました。
「あっ、アイス買ってない!」
息子に、「ごめん、アイス買い忘れた」と話しをすると
「アイスあるよ」と息子に言われたんです。
パパ「?どこ??」息子「これ!」
息子は工具箱を指しました。箱を開けると中にアイスが・・
「何やってんだ!!こんな所に入れてたら気付かねーじゃねーか!!!」
怒鳴ってしまいました。お店の人や周りの人が引くくらい・・・
親の不注意
お店から出る前でした。すぐにお店の人に謝り清算を済ませました。
お店の人も「こっちも気付かなくて」と気付かって下さいました。
というのも息子はもう大泣き。急に私に怒鳴られたんですから、驚きもあったのでしょう。あんなに怒鳴ったの久し振りですから・・
気付いた瞬間はカッとなってしまったんですがお店から出た後、冷静に考えました。
当然、問題は私の不注意。
息子から箱を受け取った時になぜ気付かなかったのか、なぜ息子から目を離していたのか。
「慣れているお店だから大丈夫」と思いこんでいたのです。買い物という事を「息子は理解出来ている」と思いこんでいたのです。
間違った認識
息子はお金を払わずに物を持って帰る事は「いけない事」という認識はあったのでしょうか。
毎日の様に息子とは買い物に行きます。物をお金を払って買う、という行為は常に見ていたはず、しかし教えてはいなかったんです。
「いけない事」という事はもしかしたら理解出来ていなかったのかもしれません。
そもそも息子は「箱の中にアイスを入れた」というだけで、このアイスが清算されていないという事に気付いてなかったのでしょう。
罪悪感から「隠したい」という行為であればまた違う行動をしていたでしょう。自分から「アイスはここにある」って言いだしましたから。
私は「息子は理解出来ている」という間違った認識で息子を怒鳴ってしまいました。
その後
お店から出ても暫らく息子は辛そうでした。
息子に聞きました。
「なんでアイスを箱に入れたの?」
答えは
「冷たかったの」
やっぱり親の責任です。
私は「お金を払わず物を持って帰る事はいけない事だよ」「大好きなお巡りさんに怒られてしまうよ」
「欲しい物はまずパパにちょうだいね」
これくらいしか言えませんでした。
息子は「うん、ごめんね」と言ってましたが本当に悪いのは私。
怒鳴った事も謝りました。
帰宅後、息子にどう教えようかもう一度考えました。
息子に教えた方法
うちに帰る頃には息子も元気になってました。
夕食後、息子と一緒に「お買い物ごっこ」をして遊びました。
売り役、買い役、それに先日しまむらでちょうど「お巡りさんセット」のおもちゃを買ってあったのでお巡りさん役と悪い人役も。
まぁ悪い人役は私だけですけどね。
この遊びで一通りの流れをちゃんと教えたつもりです。
これでよかったのかなぁ・・
まとめ
私は「自由に毎日を楽しく過ごしてほしい」と思ってます。躾をおろそかにするつもりはありませんが「無理に」というのは避けています。
これからも変わらないと思います。
しかし一歩間違うと「育児放棄」になりかねない、と強く思いました。
子供がもし悪気がなく問題を起したのなら親の責任。でも親だけが責任を感じるだけでなく、子供だって辛い思いをしてしまうんです。
現に今日は息子に辛い思いをさせてしまいました。私のせいで。
そしてもう1つはこれからの事。
「パパに言ってもどうせ買ってくれない」
そう息子が思った時、息子はどうするのか。私は息子に何が出来るのか。
情けないですが、まだ答えが出ません。
今、息子は私の事を信頼してくれていると思っています。
だからこそ、今は私が分かる事、出来る事を息子に教えてあげたい、考えないといけない、そう思う1日でした。
最後までご覧になっていただきありがとうございます。