息子から言われ考えさせられた言葉

日常で何気に言われた息子からの言葉。言葉を色々と憶え始めて理解も出来ている、という点では喜ばしい事かもしれませんが、本人はどの様な思いで私に言ったのか、とても考えさせられた言葉がいくつかあります。

考えさせられた言葉

「私の態度が悪かったのか？」「言い方が悪かったのか？」

片親の日常はバタバタとしている事が多く、子供に気を掛けているつもりがキツくあたっていたかもしれない、寂しい思いをさせてしまったかもしれない、そんな事を考えさせられた言葉を紹介します。

やさしいパパが好き

確か、おもちゃが散乱してイライラしながら片付ける様に言っていた時だったと記憶しています。息子から

「あーちはね、やさしいパパが好きなの」

ちょっとショックでした。そして自分の息子に接している態度をすごく反省しました。
普段からいけない事をしたら叱る事はします。いつもニコニコしているわけではありません。
叱ると素直に「ごめんなさい」と言える息子なんですが、この時は「やさしいパパが好き」だったんです。

この場は自身の苛立ちが先行し、息子に叱ると同時に苛立ちもぶつけていたのかもしれない、と。
私の方から「ごめんね」と謝りました。
叱っていた事に対してではなく、息子への態度に対しての「ごめんね」です。叱っていた内容は間違っていないと思ってますので。

息子がどう捉えてくれたかは分かり分かりませんが、叱り方に対して考えさせられた言葉でした。

悪い子は嫌い？

これは何か息子に促している時に「パパはいい子のあーちが好きだな～」の返答です。

「悪い子は嫌いなの？」

どう返答すればいいか、正直わかりませんでした。
その場で出た言葉は「嫌いじゃないけど悪い事はいけない事でしょ」

・・なんか何言えばいいか分からなくて、誤魔化し気味に話をしてしまいました。

これは一歩間違うと息子を傷つけかねない言葉です。

息子の言った「悪い子」は自分が叱られる様な悪い事をした時の自分なのか、一般的な「悪い人」なのか。

私は「悪い子は嫌い」、「悪い事は嫌い」と言うべきなのでしょうか。言っていいのでしょうか。

おそらく息子にとっての「悪い事」は「叱られる自分、言う事を聞かない自分」。
親の言う事を聞かなくたって嫌いになるわけではありません。私は息子に「嫌いになるよ」なんて１度も言った事はありませんが、「悪い子は嫌い」と言えば、息子は自分を「嫌い」と言われている様に受け止めたかもしれません。

今にして思えば、ちょっとやばかったな、と思える言葉でした。

ママに会いたいなー

最近になり、言い始めていた言葉です。
普段は寂しがる様子もなく、「会いたい」と言っても泣きだす事もないのですが、やはり寂しいのでしょうか。

この言葉は言うのはだいたい決まっていて、「休みなのに遊びに連れていかない日」とか「遊んでと言われても、遊んであげれなかった時」に言ってくるんです。
「パパが遊んでくれないからママと遊ぶ」という解釈でいいのでしょうか・・

この様な時私は「来週には来るんじゃないかな」「仕事がお休みになったら来るよ」なんて話してしまいます。

私は息子に離婚したとは言っていません。話しをしても理解もまだ出来ないでしょう。息子は「ママは仕事で家にいない」と思ってます。

今日、ブロガーの「ふゆぽんさん」のブログを拝見しました。子供たちに離婚の事を話した内容が綴ってあったのですが、私もいつか話しをしないといけない日がくる、と痛感しました。

確かに親が気負っているだけで、子供は以外と離婚に対し普通に受け止めてくれるかもしれません。その時になってみないと分からない事ではありますが・・

私の解釈で「大丈夫」ではなく、息子の意志で「寂しくない」思える様に接しなければいけない、と再認識させられる言葉でした。

最後に

言葉を憶え理解し成長していく息子にこれからもっと多くの事で悩まされるかもしれません。
１つ１つの事が成長の証として捉えていいのかな、と感じます。

しかし、本当に言葉は難しいです。言った側と受け止めた側の理解が同じとは限らず、思わぬところで相手を傷つけてしまうかもしれない。
特に子供に対してはどうしても「上から目線」で話しをしてしまう事が多くなってしまいますから、ホント気付けないといけませんね。

息子からの考えさせられる言葉、それは「息子から自分の考え、態度を再度考えなさい」と教えられた様に思える言葉でした。

余談・・愚痴

息子のそんな思いを他所に、昨日から前妻が息子に会いに来る約束をほったらかしにしてます。
今日はパ〇〇コが終わったら来る予定らしいです。何時に来るつもりなんだか・・
ん～～～～～・・ありえん・・・・

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