蚊に刺されないため、刺された時の対処
「蚊」、とても不快です。寝ている時のあの「ぶ~~ん」という羽音、刺された時の痒み、全てが不快です。
これからの季節は蚊も頻繁に行動します。「蚊取線香」などの蚊対策は万全ですか?私は刺されるのも羽音も大っ嫌いなので刺されない為、刺された時の対策をまとめてみました。
蚊について知っておこう
蚊が人を刺す理由
そもそもなぜ蚊は人を刺すのでしょう。蚊は夏に多く見ます。気温が15℃以上になると吸血を始め、25~30℃まで上昇するとさらに吸血活動が活発化します。気温が高くなると活発に活動するため、夏に人の目に付き始めるんですね。
吸血活動はメスの蚊のみが行う行為で理由は産卵のため。産卵時に必要な高カロリーの栄養を得るためにヒトや動物から血液を搾取します。
そう、刺すのはメスのみでオスは刺しません。普段は花の蜜や樹液を吸ってるんです。
蚊に刺されやすい人
みなさんの中には「自分は蚊に刺されやすい」と思っている人もいるでしょう。同じ部屋にいても刺される人と刺されない人と出てくる事はありませんか?
蚊に刺されやすい人の特徴は
- 体臭が強い
- 妊娠中の方
- 乳児、幼児
- 飲酒後
- 汗をかいている
蚊は人や動物の排出する二酸化炭素、体温と湿度、汗に含まれるアセトンや乳酸などに反応します。そのため上記の様な傾向の方は蚊の標的にされやすいのです。
また、血液型がO型の人は刺されやすいとの話しがあります。これはO型の血液に蚊を引き寄せる成分が多く含まれているらしいのですが、はっきりとした根拠、結果が出ている訳ではなく「O型だから刺されやすい」という事はない様です。私はA型ですが刺されます。
蚊に刺されない対策
虫よけスプレー
市販の虫除けスプレーは当然効果的です。ただし、スプレーの成分は汗で流れてしまう為、数時間おきに付ける必要があります。
服の色
蚊が認識できる色は白と黒だといわれています。蚊が好む色は黒です。普段の服の色を白っぽい服を着ていれば刺されにくくなります。また肌の露出を少なくするため、長袖のシャツ、長ズボンを着用された方がよいでしょう。
扇風機
蚊は飛ぶ速度、力があまり強くありません。扇風機をあてる事で蚊は近づけなくなります。
テレビを点ける、ビール、炭酸水を置く
この方法は蚊を別の場所に追いやる方法です。蚊は熱に反応します。蚊がいる事に気付いたらテレビなどの熱を放射する物が別にあればそちらに寄っていきます。
また二酸化炭素にも反応するため、ビールや炭酸水を置くと効果的です。
体の清潔を保つ。
蚊は多くの二酸化炭素、汗のにおい、化粧品などに反応します。肌をきれいに保つ事、飲酒を控えれば蚊が寄りにくくなります。
刺された時の対処
石鹸で洗う
痒みの原因は蚊の唾液です。蚊の唾液は酸性な為、アルカリである石鹸で洗う事により中和されます。
レモンを塗る
レモンに含まれるクエン酸には痒みを抑える効果があります。
絆創膏を貼る
絆創膏でなくてもいいのですが、刺された患部は空気にふれると痒みます。そのため空気を遮断する事で痒みを抑えます。
氷で冷やす
患部を氷で冷やす事で痒みが和らぎます。逆に熱くしても和らげる事は可能です。
これは人間の脳が「痒み」より「冷たい」「熱い」の認識を優先させるため「痒み」の感覚がなくなるためです。
まとめ
このブログを作っている時にもやられました、刺されました、痒いです。本当に大っ嫌いです。私がよく取る方法は石鹸を使い水で洗い流すです。
だいぶ痒みは治まります。市販の痒み止めも当然使いますけどね。
蚊は産卵のため人や動物の血を吸います。血を2mgくらい吸うと満腹になるのですが、蚊自身も叩かれたりするリスクがあるため1度で吸い尽くせない場合があるんです。そのため数回にわたり刺す事があります。
せめて痒くならなければ吸ってくれてもいいんですけどね。
快適な睡眠をとるため、まず蚊がいなくなる環境を作ってみてはいかがでしょうか。
最後までご覧になっていただきありがとうございます。