昔のアニメを見て思った事、子供に言いたくない言葉
時代によって人の価値観は変わるもの、それは親の在り方も同じですね。
他人の家庭を垣間見る事は出来ませんがその時代のアニメによって親の価値観を感じ取る事が出来ます。
しょせんアニメですからね、極端ですけど例えば・
①巨人の☆の偉大な父、一徹
虐待の始祖、殴る、蹴る、養成ギプスって・・なに?
②ドラちゃんがお世話になってる野比家両親
母はヒス基地外、父は無関心という毒親
③聖闘士〇〇のビックダディ、木戸翁
子供100人作った絶倫爺さん。しかも死地へ送って生存率10%って・・
どれも結構なインパクトのある親です。
その中、YouTubeで息子と一緒に見ていた「クレヨンしんちゃん」のママ、
「みさえ」さんの子供に言うべきではない言動に強い嫌悪感を覚えたお話しをします。
子供に言いたくない言葉
大好きなしんちゃん
先に言いますが、クレヨンしんちゃんは私も息子も大好きです。
親御さんの中には嫌う人も少なくない様です。やっぱり「下品」かな・・
しんちゃんを真似られたら大変ですもんね。
破天荒なしんちゃん、私は好きですけどね。息子に悪影響を及ぼすとはあまり考えてません。
最近の映画では家族愛や友情を嫌味なく見れるので息子と一緒に楽しく見ておりました。
みさえさんの失言
ママのみさえが「ひまちゃん」を妊娠中の物語なのですがタイトルを
「新しいママを作ったゾ」
といいます。
さて嫌悪感を覚えたこの回。内容は
幼稚園でのお弁当、大嫌いなピーマン、ニンジンを残したしんちゃんはママに内緒で庭の花壇に捨てようとしていたところを見つかってしまう。
ママは「食べ物を粗末にするな、洗って食べなさい」と命令したが、
しんちゃんは反発。怒ったママはしんちゃんに「もうママの子じゃありません」と絶縁を告げる。
ママはしんちゃんがおやつを要求するもあげずに
「私の子供はお腹にいるこの子だけ、あなたは他人」と突き放す。
しんちゃんはそれならという事で写真や人形で新しママを作る。
その日、しんちゃんは夕飯ももらえずそのまま寝る事になったが、空腹に耐えられず夜中に寝ていたママを起し
「かぁちゃんごめんなさい、お腹が空いて眠れない、何か作って」と泣きながら謝る。
「もう、お野菜残さないか」とママ。
翌日のお弁当、しんちゃんは大嫌いなピーマンを我慢して食べましたとさ。
なんじゃこの話し。最悪。
こういう時代だったのかもしれませんが、もうすごい嫌悪感。
言いたい事は山ほどありますが一番は子供に絶対に言いたくない言葉があった事。
子供に言いたくない言葉
子供には親として絶対に言ってはいけない言葉があると思うんです。
「躾」という言葉で片付けていい問題ではなく、親が思っている以上に子供の心を傷つける、そんな言葉です。
私が息子に絶っっ対に言いたくない言葉No1は
「自分の子供じゃない」「うちの子じゃない」
もう絶対ありえない。どんなに怒っても腹が立ってもムカついても、これだけは絶対言わない。
子供の存在を否定してます。
自分の子供の存在を親が否定するんですよ、私はそんな人間はどんな理由があろうと許せない。
ちなみにNo2は
「なんで出来ないの?」「なんで分からないの?」
No3は
「〇〇を見習いなさい」「〇〇は出来るのに」
どれもちょっと前のアニメではよく出て来そうな言葉ですかね。のびちゃんのママとかよく言ってそう。だからあのアニメ嫌いなんですよね。
幼い頃に親から言われた事を憶えいますか?私が憶えているのは「罵声」や「否定」。辛かった事の方が鮮明に憶えているものです。
子供を叱るのは親の責任、でも子供の心を傷つける事が許されるわけがないんです。
幼い時はどんなに反抗しても最後には子供から許しを請うしかないんです。1人じゃ生きていけないですからね。
それをいい事に「親が正しい」みたいな考えが大嫌いです。
最後に
アニメと分かっていながら大人げなくあまりにも腹が立ってしまい、こんな事を書いてしまいました。
昔の感覚と今ではやっぱり違うんですね。
厳しい躾を虐待と言い始めたのは結構最近なのですね。
自分が子供の頃は特に気にならなかった事も大人になり親の立場になったせいで気に入らない事が出てきてしまったんですね。
あーでもなんかアニメを子供と見てイラつく自分が情けない・・
最後までご覧になっていただきありがとうございます。