[父子家庭]あーちとパパの2人暮らし

[父子家庭]あーちとパパの2人暮らし

丈夫で元気な子供に育ってほしいと願うシンパパの日常です。

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「にーに」の存在は「ママ」より大きい

息子には兄が2人います。
元嫁の子供、私にとっては「連れ子」だったわけですが、
先日うちの遊びに来てくれました。
この「兄」の存在が息子にとっては非常に大きな存在なのです。
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「にーに」の存在

あーちの「にーに」

息子にとってにーにはどんな存在かと言いますと、大事な存在なのと同時に憧れみたいなものもある様です。
この子はルックスもわりといいので、息子にとって「カッコイイ男=にーに」となっているのです。

テレビを見ていてちょっとカッコイイ男性が出ていると
「にーにと似てるね」
外出先でもカッコイイ男性が歩いていると
「あれ?にーに?」
いやいや・・違うよ・・

息子にとってにーには「かっこよくて優しい」なんです。

息子の兄は2人いるんですけど交流があるのは1人だけです。

兄2人

この子達との出会いは上が中学生、下が小学生の頃になります。
元嫁が私の家に転がりこんできた時に施設に預けられました。その後、高校卒業(1人は中退)まで施設で暮していました。
施設に入っている時もたまに(正月やお盆)会ってはいました。ホントたまにですけどね。
そのうち元嫁と結婚し子供が出来たのですが、養子縁組は結んでいませんでした。
私は子供として親の再婚相手に違和感や嫌悪感を覚えるのは理解できるので、
子供達には「無理して私の事を「父」と呼ばなくてもいーよ」とは言っておきました。
小さい頃から呼ばれていた名前があったのでそのままでいい、という意味だったんですけど、この子達がどう受け止めたかは分からないですね。
今にして思えば「突き放した」様に捉えられたのかもしれません。
ちょっと間違えたかな・・

現在、まだ交流があるのは「下の子」だけです。

上の子

実は今、上の子が行方知れずらしいのです。詳しくは聞いてないのですが、
どうも下の子からお金と携帯を盗んで逃げだしたらしく、その後行方が分からなくなったとか・・
この先どうするかは聞いてないのですが、元嫁もあまり探すつもりはない様です。

下の子

下の子は一時期、私達と一緒に暮らしていたのです。
息子にとって存在が大きいのはこの「下のにーに」

一緒に暮らしていた事も理由の1つなのですが、最も大きな理由としては、息子が2~3歳の頃に一番傍にいて面倒を見てくれていたのがこの子。
息子にとってはとても大事な「にーに」なわけです。

ママ<にーに

たぶん息子の中でこうなっている気がします。
「どっちが好き?」なんて事は聞きませんけどなんとなく分かるんですよね。

そりゃそうです。
息子2、3歳、手がかかり甘えたがりの頃、私はホテル業勤務であったため仕事が非常に忙しかったのです。
私が家にいる間は私が面倒見てましたが、私のいない間、ほぼ毎日の様に「にーに」が面倒みてたわけですから。

そりゃ慕いますよね。

この子、施設で暮していた事もあって小さい子の面倒見が非常によくて、息子の事もとても可愛がってくれています。
正直、元嫁なんかよりよっぽど感謝してます。

日々の中でも「ママに会いたい」より「にーにに会いたい」の方が圧倒的に多いんです。


にーにとお出かけ

先日遊びに来てくれました。
たまに息子に会いに来てくれるんですよね。
息子のテンションはMAX状態。
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その日息子はにーにと電車でお出かけ。
ブラブラして自分の家に行き帰ってくる、というプラン。

「いってきまーす!!」と元気に全くなんの未練もなく走り去る息子・・
ちょっと寂しい・・

帰ってきてにーにと少し話しをしたのですが、
まぁプラプラしてただけみたいですね。
しかも私と散歩してる時はすぐに「抱っこしてー」のくせに、ずーっと1人で走り回っていたらしいんです。

息子と公園に遊びに行くと当然ですが1人で走り回っています。
息子にとって「にーに」と一緒にいる時はそれと似た感覚なのかもしれません。
もしくは、兄という存在は甘える存在ではなく、見習い、自立する手本となる存在、なのかもしれませんね。

出かける前にも聞いていたのですが、にーにはせっかくだからと元嫁にも会わせようとしたらしいのですが、(今、元嫁はにーにと暮らしています)
ちょっと顔見てすぐに出かけたそうです。相変わらずですね。

しかし息子は大満足だったらしく、
「にーにと電車のったんだー」「これにーにに買ってもらったんだー」とかうるせーうるせー。
よっぽど嬉しかったんでしょうね。
別れた後も「今度にーにいつ来るの?」とか今にも泣きだしそうな息子、本当に慕ってるんだなあと感じます。
ママと別れた後なんか泣きだしそうな事なんて1回もないんですよ。

さいごに

離れてしまった家族と会うのって普通こうだろ、って事をにーにはやってくれています。
息子と遊ぶ時もそんなにすごい事してるわけではないのです。
散歩したり、ボールで遊んだり、そんな感じ、でもすごくありがたいんです。
息子も兄として慕っているのも感じれるし、にーにが息子を大事に思ってくれている事も感じ取れます。

私は息子に「たくさんの人に愛されているんだよ」という事を伝えたいし、感じ取ってもらいたいんです。
とくにうちは離婚してしまっているわけですから、「自分が愛されている」という感覚が他のご家庭と比べると感じにくいかもしれない。
私がそうだったからなのですが・・
だからこそ、この「にーに」の存在は私にとってもとてもありがたい存在なんです。
これからも息子にとって「かっこいい優しいにーに」でいてほしいなぁ、と思った1日でした。

元嫁もこうしてくれれば、何て思うんですが、まぁ無理かな・・